違わぬまま34

仕事は定時に上がる為に

朝早く出勤した。

チャンミンとの時間を作りたいなら

今までの倍動けばいい

無駄な時間を無くし

決めた時間に、きっちり仕事を終わらせる

踊りは

正直諦めようと思っていた。

それだけで食べて行く事もできないし

なにより

チャンミンと過ごす日が、俺の夢や希望に

変わってきていたから。

ユノお願いだから無理しないで欲しい。

ある日チャンミンに言われた

無理しないで欲しい

だからチャンミンにも、お願い事をした。

返事をする暇もないくらい、忙しいんだ夕飯はなるべく一緒に取りたいから。だから

わかったメールも電話も我慢する。

違うんだメールは欲しい元気なのか心配だから、今まで通りご飯食べたよ、散歩したよ、今日は調子がいいよ、来る時飲み物買ってきて。とか毎回返事はできないだけど、チャンミンからの連絡は欲しいんだ。電話は本当に困った時だけ電話がなったら何よりもお前を優先する。

ユノ

わがままか?返事はしない、メールは寄越せなんて

チャンミンはユノが

それで楽になるなら、僕が出来ることならすると

これで何分かでも仕事に回せる。

チャンミンと会う時間が増える。

1人で抱えない、しんどくならないように

チャンミンにもはっきり伝える。

ねぇ舞台はいつ?

来月だぞ!体調崩さないように

うわぁ〜来月なんだね!なんか見に行ける気がするんだ!

1人じゃ来れないだろ?

うーん、電車で乗り換えあると。ちょっと不安だけどね!

チャンミン

師長さんがなんとか時間作ってくれると

嬉しそうに言った。

師長さん仕事だったら?帰りは俺が送って来れるけど

なんとかするから、心配するなって言われた

そうか、じゃあ師長さんに甘えるか!(笑)

うん!甘えちゃう!

チャンミンに舞台に立つ俺を見せる

最初で最後のチャンス

頼れる所は、頼って甘えよう。

俺が踊る舞台を見に来るのは

チャンミンの目標の一つだったんだ

これを最後に

俺の夢を終わらせよう。

そう

心に決めていた。

後悔しない

自分で決めた道だから。

諦めるんじゃない

次の夢に向かうためだ

俺は前に進むんだ。

チャンミンと一緒に

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